会長挨拶
当連合会は、国家試験のひとつである中小企業診断士の全国組織団体として、中小企業診断士の資質向上に向け、中小企業の経営診断・助言に関する調査研究を行うとともに、内外の中小企業関係機関との交流を積極的に深めています。
平成11年の中小企業基本法改正、平成12年の中小企業支援法の制定に伴い、中小企業診断士は民間で活躍する経営コンサルタントとして位置付けられました。現在の中小企業診断士の業務内容は、中小企業の経営革新、創業支援をはじめ中小企業再生や中小企業金融の円滑化等にも広がり、幅広い活動に対応できる専門的知識や能力の活用が社会的に期待されています。このような状況にあって、平成18年4月には中小企業への診断実務重視を内容とする中小企業診断制度の改正が行われました。これを受けて、当協会としても、中小企業診断実務の創出に取り組んでいるところであります。
私どもは、さらなる「中小企業診断士の社会的評価の向上」、「中小企業診断士の活動分野の拡大」を目標に掲げ、中小企業の診断制度の普及と推進を図り、中小企業の振興と発展に推進していく所存です。今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会
会長 松枝 憲司
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